大阪をFOGで歩く
大阪は平らで密で、歩くためにできたような街です。だから霧を晴らしていて、いちばん手ごたえのある街のひとつになります。FOGは、自分が実際に立った道だけを記録します。
平らな三角州と、一本の背骨
大阪は淀川の河口の三角州の上にあって、歩く人が行くところはほぼ全部が平らです。もともと水の上に築かれた街で、川と堀に切り分けられていて、中之島はいまも堂島川と土佐堀川のあいだの島のまま、真ん中に公園が通っています。
背骨は御堂筋です。銀杏の並ぶ広い通りが南北に走って、キタとミナミをつないでいます。梅田から本町、心斎橋を経て難波まで歩けば、街の働いている部分をまるごと一時間半ほどで縦断できます。大阪の霧に引ける線としては、いちばん効率のいい一本です。
碁盤が効かなくなるところ
大きな筋と通りは整っていて楽です。そのあいだにあるものは、そうではありません。大阪の裏道は細くて曲がりますし、日本の住所は道の名前ではなく街区でできているので、西洋の碁盤の街のように標識が助けてくれるわけでもありません。目印と駅の出口と橋で位置を測ることになります。
地図にとっては、そこが良いところです。大通りとのあいだの隙間こそ霧が残る場所で、埋めるには目的地をあきらめて細い道に折れるしかありません。梅田のすぐ北の中崎町は、練習にちょうどいい場所です。国内でも有数の巨大な駅の数分先に、低い木造の家と自転車がやっと通る路地が残っています。
午後の一本
大阪城から始めて公園を歩きます。それだけでもかなりの霧が晴れる広さです。西へ天満橋まで出て中之島へ渡り、赤煉瓦の図書館と市役所の前を通って島を端まで。淀屋橋で降りて御堂筋に乗り、心斎橋から道頓堀まで南下します。
川からさらに南へ。難波が日本橋になり、通天閣の下の新世界になり、天王寺と公園に着きます。大阪の中心を南北に貫く十キロほどの縦断で、地図の真ん中に広い帯が一度に開きます。
暑さと屋根と、実際のところ
本当の制約は夏です。七月と八月は暑くて湿気が重く、六月の梅雨はしっかり濡れます。良い月は十月と十一月で、冬は寒くても乾いていて問題なく歩けます。
大阪には天神橋筋をはじめ長いアーケードが多く、しっかりした屋根の下では位置が一区間ほど途切れることがあります。反対側に出れば軌跡はまた続きます。バックグラウンド探索を入れておけば、食べているあいだ端末をしまっていても、その散歩は記録されます。中心が小さくまとまっていてほとんど歩きで回れるので、街の割合は広く散らばった街よりも速く上がります。
これまでの歩きは、買い切りの FOG Unlimited で Google タイムラインやGPXから取り込めます。月額はありません。
よく聞かれること
アーケードの中でも動きますか
動かないことがあります。完全な屋根の下では位置が取れず、その区間は霧が残る場合があります。屋外の道は普通に記録されます。
大阪と京都を同じ地図に入れられますか
入ります。FOGの地図は世界に一枚です。どこを歩いても同じ地図が晴れ、立った名所もそのまま集まります。
月額制ですか
違います。探索は無料で、FOG Unlimited は買い切りです。アトラス(Atlas)までのランク、25種類すべての装備、履歴の取り込みが開きます。
一日歩くと電池はどうなりますか
バックグラウンド探索なら、アプリを閉じて画面を消したまま晴れ続けます。端末を持ち歩くだけで済むので、長い道のりでも負担が少ない方法です。
まっ暗な地図から始めます。
FOGは無料で探索できます。アカウントも月額もなく、地図が端末の外に出ることはありません。
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